こんにちは、ゆきえみです♪
毎日暑くて、涼しい服や寝具を選びたくなりますよね。
最近よく目にする「接触冷感(せっしょくれいかん)」という言葉。
前回のブログで冷感ウェアについて調べました。

今回は接触冷感のしくみをもう少し深く掘り下げて、肌へのやさしさについてもご紹介します♪
接触冷感ってなに?
「接触冷感」とは、
肌が生地に触れたときに“ひんやり”感じることをいいます。
これは冷たい水や氷とは違い、生地の温度そのものが低いわけではありません。
実は、肌から生地へ熱がうつるスピードが関係しているんです。
冷たく感じる理由は「熱の移動」
私たちの肌はだいたい36℃くらいあります。
これが、生地に触れた瞬間――
肌の熱が、生地に「すばやく」うつっていく
これにより肌表面の温度が一気に下がり、
「ヒヤッ」と感じるのです。
【図解】接触冷感のしくみ
こちらの図をご覧ください👇
ポイント
肌(約36℃)が生地(約25℃)に触れると、熱が布に移動。
その結果、肌の表面温度が下がって「冷たく感じる」んです。
薬剤は使ってるの?使ってないの?
💡ご安心ください♪
接触冷感は薬剤を使っていないタイプが主流です。
素材そのものの性質(熱を伝えやすい)を活かしているため、
敏感肌の方にもやさしい冷感アイテムがたくさんあります。
接触冷感に使われる素材と特徴
素材 | 冷感の強さ | 特徴 |
ナイロン | ◎ 強い | サラッとした肌ざわり。熱伝導率が高く冷感にすぐれる |
レーヨン | ○ やや強い | しなやかで吸湿性が高い。なめらかな肌ざわり |
ポリエチレン | ◎ とても強い | 冷感は強いが通気性はやや低め |
これらは単体で使われるだけでなく、綿やキュプラなどと組み合わせて
「ひんやり&肌にやさしい」設計になっていることもあります♪
素材別|肌へのやさしさと注意点
素材 | 肌へのやさしさ | 注意点 |
ナイロン | △〜○ | 静電気や摩擦刺激でチクチク・かゆみが出ることも。乾燥肌の方は要注意。 |
レーヨン | ○ | なめらかでやさしいが、濡れた状態で刺激を感じる人も。湿気がこもらない工夫を。 |
ポリエチレン | △〜× | 冷感は強いが、ゴワつき・通気性の悪さで肌に違和感を感じる場合あり。 |
敏感肌さんへのおすすめ選び方
👕 肌にやさしく、でもちゃんと冷たい。
そんなアイテムを選ぶときは、以下をチェックしてみてください♪
✅ 裏地が綿やキュプラになっているもの
→ 肌に当たる面がやわらかくて刺激が少ないです。
✅ タグレス or フラット縫製
→ チクチクしない構造のものを選ぶと快適!
✅ 「敏感肌対応」「低刺激」と明記されているもの
→ ワークマンやユニクロでも表示があることがあります。
✅ Q-MAX値が0.3以上ならしっかり冷感
→ Q-MAXとは、肌から生地へ熱がどれだけ速く移動するかを表す数値。0.3以上でヒンヤリ感しっかり♪
まとめ
ポイント | 内容 |
接触冷感は「熱の移動」で冷たく感じる | 肌から布へ熱がうつることでひんやり感が生まれる |
薬剤不使用で安心 | 化学薬剤なしだから敏感肌でも使いやすい |
素材によって肌ざわりが違う | ナイロン・レーヨン・ポリエチレンにはそれぞれ特徴あり |
敏感肌さんは裏地・縫い目にも注目 | 綿やキュプラ入り、タグレスなどやさしい設計のものを選ぼう |
冷たさのしくみを知ると、「あ、こういう理由だったんだ〜!」って安心できますよね😊
肌へのやさしさも大切にしながら、自分に合った冷感アイテムを見つけて、
この夏を元気に快適にすごしましょう🌿